私とマジックの出会いについて振り返っていく記事です。

 

中学校を卒業した私は、高校ではなく、高専へ進学しました。覚えたてのカードマジックを中心にクラスの友達に見せるなどして過ごしていました。そんな時インターネットで手品の総合サイトを運営している方に出会います。その方は筑波大学で手品のサークルを作られた方で、仲間と手品をすることの楽しさなどをメッセンジャーで私に教えてくれました。その場で「僕もサークルを作ります!」と宣言したのを覚えてます。

部活に入っていない友達をかき集めて、サークルを作ります。名前は奇術愛好会です。昔から仲の良かった友達が4人くらい入ってくれて、サークルが始まりました。当時はまだマジックショップがネット販売をあまりしていなかったので、量販店に売られているマジックグッズをみんなで買って練習をしていた記憶があります。夏休みは毎日幼稚園や保育園でマジックショーをしていました。

私はサークルに新しいマジックやパフォーマンスを取り入れるために積極的に県外に赴きました。手品好きが集まるネットの怪しいオフ会に参加したり(今では皆さん大御所・トッププレイヤーなどになってます!)、東京の高専の奇術部に一人でお邪魔したり、新しいマジックや見せ方をサークルのみんなに共有するために必死でした。

3年目になると(高専は5年間あります)人数もそれなりに増え、文化部としては大所帯なサークルになっていました。そんな時、私のマジック人生において大きな転機が訪れます。それは高知大学奇術部さんとの出会いです。

ここから私はクロースアップマジシャンからステージマジシャンへと変わっていきます。