スケジュールを書いた勢いでそのまま書きます!社会人編はマジックあまり出ません(笑

 

大学院の試験に合格していた私はそのまま院に行き、ジャパネットたかたに就職しようと考えていました。あのMCになりたいと思っていました。しかし、卒業する2週間前にバイト先であるライブハウスのオーナーに回らないお寿司に連れて行ってもらいます。初めての回らないお寿司に私は大変感動し、そのオーナーは言いました、”毎日これを食べたいと思わないかい?”と、今思うとほんと3流ドラマのようなセリフに私は心を動かされ、卒業式の時に大学院に行かないことを教授と親に伝え、大混乱させながら卒業しました。

 

卒業後すぐに私は、そのライブハウスと新しくできたライブハウスの2店舗を任されるようになり、経営の勉強を始めます。自分の狙った通りの売上がライブやイベントで稼げた時には何とも言えない達成感があり、どんどんはまっていきました。自分で仲間を集めパフォーマンスショーを企画することもありました。1年くらい続けたところで、私の飽き性が出てきて、お店を後任に引き継いだ後に、友人と中華料理屋を作ります。中華料理にイノベーションを起こしてやる!と意気込んでやったのですが、1年くらいでやはり飽きました。※中華料理屋は現在も営業中

色々やったけどやっぱりマジシャンになるべきかな?と思い、いつかクライアントになるであろうと想定して、つてをたどりイベント会社に入れてもらいます。イベント会社はほとんど工事現場の仕事のようなノリであったため、非常に理不尽さを感じながらも、どんなニーズがあるのかをしっかり見ました。この業界で私は人生で初めて”我慢”をするという経験をしました。笑

 

業界のニーズは見えたので、後は営業力が必要だと思い、営業といえば!のリクルートという会社に入社します。今までで一番長く3年半本気で営業しまくりました。1年目はさっぱり売れませんでしたが2年目からどんどん売れるようになりました。経営のアイディアを鍛える為に新規事業コンテストにも頻繁に参加しました。自分のやることなすことが賞として評価されるので、もうこの会社にずっと居ようかななんて思っていましたが、ある出来事から独立を決意します。それは懇意にしてくれていた会社が倒産したことです。すぐに社長に連絡して会ってもらいました、こういう時って自殺とかするんじゃないんかと心配で心配で仕事そっちのけ会いに行き、なんとか元気づけようと思っていたのですが。社長は少し落ち込んでいたものの、家族に支えられた話、周りに迷惑をかけた話などを元気そうに話してくれました。そしてその後に言った言葉が今でも忘れられません。

「次は何しようかなぁ?」

私は笑いが止まりませんでした。倒産した日にですよ、もう次の事を考えている。それを見てから「俺、決めました。独立します」と伝えると、少し驚いたような顔をした後ににやりと笑っていました。

失敗しても何度でもやり直せばいい、規模の大小は関係ない、挑戦し続ける人は素晴らしい!!と心の底から思えたのです。

そして私はマジシャンになりました。

 

※次で最後になりそうですね!